ホワイトニング効果の持続期間はどのくらい?

ホワイトニングは着色した色素を分解し、天然歯本来の審美性を取り戻す施術です。しかし持続期間の短さが気になり、一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
本コラムでは、ホワイトニングの効果と持続期間について種類別にご紹介し、効果を長持ちさせる方法を解説いたします。
ホワイトニング効果の持続期間は3か月〜1年
ホワイトニングの持続期間は歯の状態や色によって個人差があり、およそ3か月〜1年です。ここでは歯科医院で行うホワイトニングの持続期間をそれぞれご紹介いたします。
・ホームホワイトニング
・オフィスホワイトニング
・デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者さまのご自宅でホワイトニングをしていただく施術です。
専用のマウスピースと薬剤を使用し、決められた時間の装着で数週間のうちに効果が現れます。効果を実感するまでに時間はかかるものの、半年〜1年程度と長期間効果を保持可能です。
オフィスホワイトニングは歯科医院で施術する方法です。ホームホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用するため即効性はありますが、好みの歯の白さになるまでには通常1〜3回の通院が必要です。また、効果が続く期間は3か月〜半年とほかのホワイトニングよりも短期間です。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた施術です。歯科医院でオフィスホワイトニングの施術後、自宅でホームホワイトニングをしていただきます。両方を組み合わせるため、効果は1〜2年と長期的に持続します。
当院で対応可能なホワイトニングについては、以下のコラムでもご紹介しています。
ホワイトニングの持続期間を長く保つには
ホワイトニング効果を長く保つには、歯に着色しやすい食べ物を控えましょう。例えば、コーヒーや赤ワイン、カレーなどが挙げられます。
また、タバコに含まれるタールも歯を黒くするため、喫煙を控えましょう。さらに、歯科医院での定期検診や日々の歯磨きなども重要です。
当院では、30年以上の経験豊富な院長が患者さまのお口の相談に親身にお応えいたします。無料相談やカウンセリングも行っているため、お気軽にご相談ください。
Q1:ホワイトニングは痛いですか?
A1:痛みを感じない方がほとんどですが稀に痛みを感じる患者さまもいらっしゃいます。ホワイトニングの薬剤によって知覚過敏が出る場合もあり、患者さまに応じて施術方法を検討いたします。
Q2:どんな歯でも白くなりますか?
A1:人工歯や被せ物といった人工物はホワイトニングをしても白くできません。天然歯でも変色が激しかったり歯に神経がなかったりする場合も白くなりにくいため、一度歯科医院へご相談ください。
記事監修 医療法人松林歯科 院長 松林 忠敏

略歴
- 1987年
城西歯科大学卒業 歯科医師免許取得
- 1989年
スウェーデン・イエテボリ―大学内ブローネマルククリニックにてオッセオインテグレーション・インプラント・コース受講
- 1992年
千葉県習志野市にて開業
- 1996年
アメリカ・ボストン・シンポジウム参加
- 1996~1999年
ブローネマルクオッセオインテグレーションセンター東京(BOC)にて非常勤勤務
- 1997~2003年
アメリカ・サザンカリフォルニア・デンタル・セミナー参加
- 1998年
カナダ・マギール大学主催エステティック98参加
- 1998年12月
医療法人社団泰照会理事長に就任
- 1999~2003年
スウェーデン・ブローネマルクオッセオインテグレーションセンターにてセミナー参加
- 2004年
アメリカ・カリフォルニア州ロマリンダ大学医学部
分子生物遺伝子工学センター客員研究員として赴任 - 1992~2004年
医療法人社団泰照会理事長、コスモス歯科クリニック・津田沼南歯科両院院長歴任
- 2005年
東京都渋谷区にて松林歯科開院 現在、松林歯科院長